アロハ ハワイ|TH Associates
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​アロハ

ハワイと言えば、アロハの言葉を思い起こす人も多いのではないだろうか。ハワイでは、日常的に、挨拶(こんにちは、いらっしゃい、ごきげんよう、さようなら)代わりに、またスピーチの冒頭でも良く使われる。日系二世のハワイ州出身の連邦議員のダニエル・イノウエ氏(亡くなった後、ホノルル空港に名前に冠されている)の亡くなる前の最後の言葉がアロハ(ALOHA)だったと言われる。

 

ALOHAは、いろいろな解釈がなされ、アルファベットの5文字がそれぞれハワイ語の単語の頭文字と解釈し、その言葉の意味からALOHAの意味を解釈するということも行われるが、私は、次の解釈が最もしっくりするように思う。

    alo = 1. sharing   2. in the present

          oha = joyous affection, joy

                 ha  = life energy, life, breath

これらをまとめて、ALOHA = joyous sharing of life energy in the present

                                                  = joyfully sharing life

直訳すると「今、「気」を楽しく共有する=人生を楽しく共有する」ということになる。共有する相手は、人はもちろん動物、植物、自然一般をさしている。動物も植物も息(ha)をし、それぞれが「気」=life energy(ha)を生み出している。その「気」をお互いに楽しく共有するという意味になる。

 

坐禅でも最近はやりのマインドフルネスでも、呼吸は大事で、坐禅では調息と言われ、呼吸を整えることが大事とされる。特に、吐く息を長くすると、自然に心は落ち着き、整えられる。吸う息は、吐けば自然に吸うことになるので、さほど意識する必要はない。そして、呼吸に意識を集中するようになると、雑念は少しずつ少なくなっていくように思う。そして、無意識に生まれるさまざまな思いと思いの間のギャップが広がり、脳波の周波数は下がり、自然と潜在意識にアクセスしやすくなり、直観が冴えてくる。

 

ハワイアンは、自然を大切にする民族であるが、生きとし生けるもの、動物も植物も息をしているものと 息=気を、将来ではなく今楽しく共有することが大事だと思っていたのだろう。そして、そのことは、意識していない場合が多いと思うが、ハワイに長く住む人一般にいえることでもあるかと思う。俗に、アロハ・スピリットと呼ばれるが、異文化を受けいれ、来る人を拒むことなく、歓迎する気持ちが強い。それが、 気候の良さもさることながら、リピーターの多い観光地となっている理由の一つであると思う。また、     グローバル社会の理想的な社会の一つの見本と言われる所以でもあると思う。