マインドフル・ウォーキング|ハワイ|TH Associates
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マインドフル・ウォーキング

ハワイの私立校の始まりは早い。娘の学校では、7時半には合図があり、教室に入っていることになっている。授業は7時40分から始まる。ハワイでは、大多数の生徒は、親に車で送ってもらっている。12歳までは、日本のように子供だけで通学するということはできないことになっている。

 

そのため、毎朝、通勤ラッシュの前に通学ラッシュが起こることになる。通常であれば15分から20分で行けるところが、ラッシュ時には30分以上かかることも珍しくない。

 

娘の場合、7時前には家をでることになる。また、授業が始まる前に、クラブ活動が予定されていたり(娘の場合は、オーケストラ・弦楽カルテット)、グループ・プロジェクトのための打合せのために、時には6時半までに行くこともある。私は早起きだが、ティーンエイジャーを起こすのは毎朝一苦労する。

 

私は、娘を送った後、カハラ・ビーチに行って、裸足で散歩することにしている。カハラ・ビーチからワイアラエ・カントリー・クラブ  (毎年1月にソニー・オープンが開かれる名門コース)の海岸沿いを歩いて戻ってくる。そして、カハラ・ホテルの小さな半島の先にある  ベンチに腰をかけ、太陽に向かってしばらく瞑想することにしている。

 

パロロ禅センターの日曜坐禅会では、坐禅の後、経行(きんしん)という歩行禅を行っている。もともとは、坐禅でしびれた足をほぐすのが目的であったようだが、歩行自体を禅と考えている。つまり、足の動き、足裏の感覚に意識を集中することにより、雑念を少なくするというものだ。

 

経行ほどではないが、海岸を散歩する時も、裸足の足裏の感覚に焦点を当て、歩く動作自体に意識が向くようにしている。結果的に、ウォーキング・メディテーションになっているものと思う。

 

先日歩いていると、下の写真のような石の積み重ねが作られているのに気が付いた。そして、翌日行ってみると、レイが供えられていた。ハワイの伝統に沿ったものか、誰かの気まぐれなのかは分からないが、その場の風景にもマッチし、何か神聖なもののように思えてきた。

 

犬も歩けば棒にあたるではないが、意識的にあちこちに出かけ、いろいろと行動していると、思いがけないことに出会うものである。そして、私の場合は、ポジティブなこと、うれしいことが多いように思う。年齢のせいかどうか分からないが、左脳のロジックより右脳の感性・直観をますます重視するようになっている。坐禅も、海岸の裸足ウォーキングも、感性を磨き、本来の自分、(愛と平安に満ちた)本来の人間に気付くのに役に立っているように思う。