ナットウキナーゼで血栓予防!

ナットウキナーゼで血栓予防!

最終更新: 2019年12月18日



納豆は日本の伝統的な発酵食品。納豆、そのねばねば部分に含まれるナットウキナーゼにはさまざまは働きがありますが、特に血栓予防に有効。40代以上の方、ストレスの多い方、血圧が高めの方、高脂血症や糖尿病などで血液粘性の高い方等には、特に定期的な摂取がおススメです。

血栓とは


血栓とは、血管が傷ついた場合などに出来る血液中の血の塊のことです。健康な状態であれば、血栓は自然に溶けてなくなりますが、血栓ができたままの状態になってしまうと血の流れが悪くなり、脳梗塞や心筋梗塞といった恐ろしい病気の原因の一つとなりうる危険があります。


血液をサラサラにする食生活が推奨されているのは、ドロドロの血液が血管を傷つけ、血栓をできやすくするためです。


納豆は、煮大豆を納豆菌が発酵させることでできる食品ですが、この発酵過程でナットウキナーゼをはじめとする多様な栄養素が生成されます。納豆のネバネバ部分に含まれるのがタンパク質分解酵素であるナットウキナーゼです。血栓を溶かし、分解しやすくするはたらきがあります。

ナットウキナーゼのはたらき


ナットウキナーゼには、血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけ分解(溶解)する作用、身体の中の血栓溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化する作用、さらに血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)量を増大させる作用があります。


さらに、最近の研究で、ナットウキナーゼには血栓を溶けにくくする血栓溶解阻害物質PAI-1を分解する作用、オイグロブリン溶解時間の短縮作用があり、血栓溶解活性の増強作用があることがわかってきました。


このように血栓を色んな角度から溶解するのがナットウキナーゼの特長です。


納豆には、血栓溶解を促す成分「ナットウキナーゼ」が含まれている反面、血液凝固を促進する「ビタミンK2」も含まれています。そのため、ビタミンK2の除去されたナットウキナーゼの方が、納豆に比べ優れた血栓溶解作用を持っています。


また、血栓症患者などに処方される血液を固まりにくくする医薬品「ワルファリン(商品名:ワーファリン等)」を服用されている方は、「ビタミンK2の拮抗作用」により効果が減弱されるため、納豆などのビタミンK2を多く含む食品の摂取は医師により制限されています。そのため、折角の納豆の血栓溶解作用を活かすことが出来ませんでした。しかし、ナットウキナーゼならその様な方でも安心して摂取することが可能です。


血栓予防以外の多様な効能

ナットウキナーゼは血栓溶解作用の他にも、次のような効能が確認しています。


・血圧降下作用 

・血流改善作用 

・血小板凝集抑制作用 

効果的な食べ方

夕食で食べる


朝食に食べるイメージが強い納豆ですが、実は夕食に食べる方が、血栓予防に効果的と言われています。血栓は深夜から早朝にかけて出来やすくなるため、夕食で納豆を摂っておいた方が予防につながります。夜は納豆をつかったおかずや小鉢などを食べて、効果的に血栓予防をしましょう。

加熱しないでそのまま食べる


酵素は熱に弱いという特徴があるため、たんぱく質分解酵素である「ナットウキナーゼ」は加熱するとその効果が薄れてしまいます。

納豆は加熱せずに食べるとより効果的に栄養を摂ることができます。ごはんに乗せる納豆も、最初から乗せずに別の皿に盛り付けたり、海苔に巻いて食べると良いでしょう。


サプリで手軽に摂取することもできます。



まとめ


1.納豆のねばねば部分に含まれるナットウキナーゼは、血栓予防に有効。

  血圧降下、血流改善、血小板凝固抑制作用もある。

2.血栓は深夜から早朝にかけてできやすいため、夕食で納豆/ナットキナーゼをとるのが良い。

3.ナットウキナーゼのような酵素は熱に弱いので、加熱せずに食べるとより効果的。

4.サプリで手軽に摂取できるものもおススメ。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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