愛と恐れ|ハワイ|TH Associates
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           愛と恐れ

人間の行動の動機は、突き詰めていくと愛か恐れのどちらかしかないと言われる。

 

恐れからの行動というのは、例えば、失敗したくない、評価を下げたくない、恥をかきたくないなどのために何かをする、もしくは何かをしないということである。その結果は、問題を回避できたということで、リスク管理とも考えられる。しかし、それは問題を回避するための選択であり、何かを創造したり、幸せにつながるための選択をしている訳ではない。組織で言えば、恐れからの選択や行動から成長、発展が生まれることは ない。

 

愛からの行動の場合は、どうでだろう。例えば、周りの人、組織、社会に役に立ちたい、楽しんでもらいたい、助けてあげたい、満たされないニーズを満たしてあげたい、そのために何かをする、もしくは何かをしないということである。その結果は、「役に立って良かった」「満たされて良かった」いうような充足感、満足感、達成感、また自信につながるような思い、心温まる思いなど、幸せにつながる思いを感じることになるのではないだろうか。更に付け加えれば、愛からの行動は、見返りを求めないということである。見返りを求めるということは、Give and Takeということで、それは愛とは関係はない。見返りを求めないで与える、奉仕 するということである。結果的に、具体的な見返りがある場合もない場合もあると思うが、そのことのために行動している訳ではないということである。目に見える見返り以上に、充足感、満足感、達成感、幸せな思いを得ることになると思う。

 

恐れからの行動は、傷つくリスクを少なくしようということであり、愛からの行動は傷つくリスクはあるかもしれないが、充足感や満足感、幸せにつながる思いを増やしていくための行動と言える。つまり、マイナスを減らそうとするのか、プラスを増やそうとするのかとも言える。

 

人が本当に望むのは、傷つかないことだろうか?それとも幸せになることだろうか?人は、生きていく上で、充足感、満足感、幸せになりたいと思うのではないだろうか。恐れからの選択、行動からは、それらを得られることはない。常に、どんな状況でも、愛からの行動が大事な理由がそこにある。このことは、家族、同僚に対してはもちろんのこと、組織や広く社会生活上のさまざまな選択、行動にも当てはまることだと思う。何かの選択をしなければならない状況になった時、自分は愛から選択しているのか、恐れから選択しているか、 立ち止まって考えてみるのは有益だと思う。